こんにちは。教室長高原です。
「野球好き」のわたしは、「週刊ベースボール」を毎週購読しております。
その中に、セ・パ両リーグから選手ひとりずつが半年間コラムを書くコーナーがあり、
今年のセリーグ担当は巨人の鈴木 尚広選手でした。「盗塁のスペシャリスト」として高い実績のある選手です。
彼の先日のコラムから、一部紹介いたします。
ーーただ、あるとき気付きました。失敗を恐れるのではなく、失敗から学び、考えることが大切だと。
失敗には何かしらの理由が存在するわけで、それを摘み取り、プラスに変えていく。
『若いうちは苦労したほうが良い』という格言がありますが、まさにそのとおりだと思います。
簡単に得たものは、いとも簡単に失ってしまうものですが、時間をかけて苦労して得たもの
(すなわちわれわれの世界では技術など)は、いつまでも信頼のおける武器となります。
20年目のベテランで、この度引退を発表されました。
いとも簡単に盗塁を決める、他球団からは恐るべき選手でしたが、
このように考えてプレーに臨んでいたのですね。
10月から、中学3年生は週3日の通常授業に加え、土曜日・日曜日には「入試対策」の時間を設けております。
毎週課題を与え、自宅で解いてもらい、それを授業で解説します。
また、小学6年生の受験コースも、入試過去問やまとめ教材を使っての入試対策となります。
これから受験までは、「頭の中に正しい知識が入っているのか。その知識を正しく使えるのか」を確認する
作業となります。
「わかっている」つもりでいても、実は使いきれていないことがたくさんあります。
これから課題や過去問に取り組むことで、いっぱい失敗し、いっぱい修正して、本番に臨んでほしいと思います。
面倒でも、手をつけること。授業で解説を聞いて答えを書きこむなんてことは許されません。
そんなのでできたつもりになっても、何の役にも立ちません。
本番で失敗しないよう、いまのうちに苦労をしてもらおうと思います。
また、これからの勉強は合格のためだけではなく、入学後のためでもあります。
特に中学3年生は、中学校の勉強が確立していないと、高校の勉強には対応できません。
また、家庭での学習習慣が身についていないと、遅れるばかりになります。
中学受験はあと約3か月、高校受験はあと5か月弱(公立高校選抜Ⅱまで)、
しっかりとした形で送り出せるよう、支えてまいります。
ご期待ください。